盛男がゆく

生きること、それは日々を告白していくことだろう

店内カメラ

家の近くにコンビニが出来たから、早速、公共料金の支払いがてらに覗いてみた。

公共料金の支払いを済ませ、オープニングセールで少し安くなっている商品を買い家に帰った。

今日の朝、出掛ける前に財布の中を確認すると、なぜかお金が入っていない。

何故だ??記憶を辿って行く。財布の中から公共料金の領収書が出て来た。

「もしかして、昨日、コンビニでお釣りをもらい忘れている??」

そうだ、あの時一万円札を出した。ちょうど、そのお釣り分のお金がないのだ。

早速、領収書を持ってコンビ二へ。

事情を説明すると、「調べてみます」と店長が対応。

しばらくして、店長で出てきて

「申し訳ございません。昨日のレジカメラから調べさせていただきましたら、こちら側の不手際でお釣りをお返ししていなかったようです」と深ぶか頭を下げた。

「今後、このような事がない様に厳重に注意しますので…」とヤクザっぽい僕を見て怯えている様子。

「まぁ、お金が返ってきたらそれでいいから。確認しなかった僕も悪いんで、アルバイトの子をあんまし怒らんといてね」と僕は一応にもかばった。

「そうは言われましたも、これはあってはいけない事ですから…」と平謝りの店長。

「まぁまぁ、また来るから!」と仏の僕。

(土下座させてタバコをせびる様な真似はしないから安心して(笑))

しかし、店内を見渡せば凄いカメラの数だ。レジの上には何台も付いている。

そこまで人を信用できないのか?何か起こった時の個人攻撃の材料なのか?なぜか寂しくなるばかりこの社会。

だけど、今回はこのカメラで助けられた。真実がハッキリとしたのだ。

殺伐とした社会が生み出したテクノロージーも時には役に立つものだと妙に感心してしまった今日だった。

ほな。