盛男がゆく

生きること、それは日々を告白していくことだろう

片手手袋と再利用

この季節になると、路上に手袋が落ちている事が多い。

しかも、「拾って交番に届けてもしょうがない」と思わせるのは【片手だけ】(片方)だからだ。

冬と言う季節も手伝ってか、相方を失った手袋と言うのが尚一層寂しい雰囲気をかもしだしている。

近年、スマホが普及した影響からだろう。画面上をフリックする際にどうしても手袋を取らなければならない。更に画面上に集中してしまうと手袋が落ちた事に気がつかない。

それが、落ちている【片手手袋】を増やした原因だろうと推測する。

僕も去年、友人から誕生日プレゼントに戴いたお気に入りの手袋を落としてしまった。

値段はわからないが、有名ブランドの物であったから高価な物だったであろう。

しかも、原因はやはりスマホをいじっていたからだ。ポケットの中にねじ込んでいたつもりが何処かで落ちたらしい。

当然、来た道を戻って探したが、見つからなかった。移動中に電車も使ったので電車の中なら絶望的だ。

それ以降は、自分で買うのも手袋は安価な物にしている。今年はユニクロで購入したものだ。

着けたままフリック出来る物もあるが、薄手なので冷え症の僕の手をカバーする事はできない。

落とす危険性は高くなるが、厚い物を使用しなければ手袋としての機能を果たさないのだ。

僕はこみ上げる同情からか、道に落ちている持ち主を失った片手手袋達を何か有効利用する方法はないかと考えてみる。(このままではあまりにも寂しい)

一度、ほどいてセーターやマフラーにしてみる。(毛糸なら可能だろうが、コストがものすごくかかりそうだけど)

片手づつ(互い違い)違う手袋をして、ファッション界に新しい流れをつくる。アシンメトリームーブメントみたいな。(右利きの多い日本では、落ちている手袋も右が多いだろうから成立は難しいかな)

どれも、大したアイディアではないな。(知恵がないわ(涙))

なんか、いいアイディアないかなぁ・・・・・・あの手袋達を観ているとそう思う。

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ほな